日本レスキューボランティアセンターの想い
2011年3月11日の東日本大震災から5年、そして2016年4月16日の熊本地震、被災地への支援活動を通じて『被災者』『支援者』双方からさまざまな声を聞くことができました。
「ボランティア同士の繋がり、公的機関との連携がないために現場が混乱していた」「緊急時なのに、平常時のルールにこだわる避難所のリーダーがさらに混乱を招いていた」「避難所に避難できない被災者をバックアップする余裕が誰もない」などなど、、
もちろん、感謝の言葉を頂いたり、上手くいった活動もありましたが「もっとうまくやる方法があるはず、何とかならないのか」という思いを強く抱かせる支援活動でした。関東では30年以内に70%の確率でM7の直下型地震が起こると言われ、南海トラフ地震でも同程度の確率で最大M9.1の地震が起こり甚大な津波被害が発生すると予測されています。
もし、都市部で、広範囲の沿岸部で地震が発生すれば、過去の震災どころではない。次の災害が身近で起こる前に、何か出来る事はないか。
災害発生で混乱した状態を収拾し、効率的かつ迅速に被災者の救援を行うためのチームを作り、そのチームを指揮するリーダーを育てたい。
そして、混乱する「受援者」側の統制を行い、全国からの支援の力を被災地に効果的に投入するシステムを作り上げたい。
そんな思いから、2016年9月1日このチームを設立しました。 私たちは、大災害発生時、被災者のためにいち早く活動する「救援リーダー」を育成し、また、公的機関や民間支援者などの連絡調整等を素早く行うための「救援システム」を構築し、被災者の方々の復興への大きな足掛かりとなることを目指します。
「支援者」と「受援者」のマッチング、「救援リーダー」の派遣と「救援システム」の稼働それが私たちJRVCの目標です。
組織・役員
役職 | 名前 | その他 |
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理事長 | 見上愛智 | その他 |
理事 | 永野秀樹 | NPO法人絆プロジェクト2030 理事長 |
理事 | 山川果林 | その他 |
理事 | 竹間利江 | 事務局/NPO法人絆プロジェクト2030 理事 |
監事 | 永野恵子 | NPO法人絆プロジェクト2030 理事 |