平成29年7月九州北部豪雨(1)

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【平成29年7月九州北部豪雨】に対するJRVCの取り組みと活動を紹介します。

災害発生


平成29年7 月 5 日から 6 日にかけて、停滞した梅雨前線に暖かく非常に湿った空気が流れ込んだ影響等により、線状降水帯が形成・維持され、同じ場所に猛烈な雨を継続して降らせました。

この雨は、九州北部地方の多い所では、総降水量が 500 ミリを超え、福岡県朝倉市や大分県日田市等で 24 時間降水量の値が観測史上1位の値を更新するなど、これまでの観測記録を更新する大雨となりました。

平成29年7月5-6日の福岡県・大分県での大雨の発生要因について ~上空寒気による不安定の強化と猛烈に発達した積乱雲による線状降水帯~(気象庁:PDF)

朝倉市災害対策本部、JRVCの72時間


・朝倉市の動き(7/5土砂災害警戒警報発令~7/8大雨警報解除)

・JRVCの情報収集

2017/7/5 
14:10 朝倉市災害警戒本部設置
14:15 避難準備情報発令、避難所開設
    (ピーポート甘木、フレアス甘木、朝倉地域生涯学習センター、らくゆう館)
14:26 朝倉市災害対策本部第1配備、避難勧告発令(市内全域)
15:30 避難指示発令(三奈木、金川、福田、蜷城、立石)
16:20 避難指示発令(松末)、避難所開設(松末小学校)
17:25 避難指示発令(志波)
18:07  避難指示発令(甘木、馬田)
19:10 避難指示発令(市内全域)、避難所開設
   (三奈木コミュニティセンター、金川コミュニティセンター、秋月中学校武道場、
    キリンビール体育館、南陵中学校、杷木小学校、志波小学校、杷木中学校)2017/7/6
07:00 朝倉市災害対策本部第3配備
08:00 JRVC情報収集開始
08:07 現地情報(土砂流出、山間部住民孤立)

市内の道路は、土砂であちこち寸断されて、通行止が多発。軽トラなどの四駆でもぬかるみにはまって動けなくなる可能性があって、不用意には動けません。
雨は、ずっと降り続いています。川に流木が蓄積しているので、決壊が心配です。
周辺河川は、どこも危険水位を超えています。朝から、自衛隊などが動いていますが、移動に苦慮しています。

山間部は、土砂崩れで孤立。 一般の人は入れません。

10:00 避難所開設(朝倉体育センター、大福小学校)
12:09 現地情報(住民孤立、通信途絶)

山間部の道路があちこち寸断。私が普段生活してる山の朝倉市高木地区は、約350人が孤立。山を降りる道が全て使えない様子。 自衛隊の救助を申請してますが、天候も悪く数日かかるかもしれません。 飲み水が心配ですが、持って行くすべがありません。 ヘリはなんとか状況調査には入れているようです。 ほとんどの方が通信不能、NTT、携帯docomoは通じず、auは一部使えるようです。

16:42 現地情報(海上保安庁による救出開始、避難所物資搬入)

山間地の孤立地区にも海上保安庁のヘリが入り始めて、順次、救助が始まってるとのことです。避難所の方は、物資も搬入できてるようなので、まずは、できるだけ速やかに全員の避難を望むところです。

18:00 避難所閉鎖(金川コミュニティセンター、キリンビール体育館)

20:48 現地情報(救出作業継続、情報収集継続)

今晩、夜通しで、救出作業をするとのことですが、暗闇と雨の中、どこまで対応できるか、今は見守り、備えることかと思います。 山間地の状況に限って言うと、原則避難所への搬送になります。避難所も複数箇所、その避難所の状況により必要とされるものも変わってくると考えています。 基本的に街中にある避難所が指定されていますので、物資の搬入などは比較的やりやすい場所です。 平地では、井戸水を使用するとこなので、電気さえあればなんとかなります。 まずは、できる限りの情報収集を行います。

23:18 現地情報(被害状況、ライフライン)

杷木、東峰村山間部が被害がひどいそうです。
そちらに九電工さんが明日支援物資を届けるそうです。
現況、警察、自衛隊、土木会社しか現地には行けないようです。
また、土砂があり近づけない状況みたいです。
指定避難所以外に避難先や電気の寸断地区・復旧状況などもお知らせ頂けるようにお願いしました。

2017/7/7

18:20 現地情報(孤立解消)

おかげさまで、救出作業もほぼ終了となりました。間も無く、最終確認をした後、孤立地区も解消となります。
今後のことは、またこれからです。

18:23 現地情報(アドバイザー現地入り)

お疲れ様です。
私は放送後に朝倉市内の避難所と市役所に入ります

18:31 本部解信(JRVC会長)

●●さん、お疲れ様でした。
これから、復旧活動ですね。
バックupしますので、よろしく!です。

■■先生
すぐに現地に向かう行動力、素晴らしいですね。
現地もスペシャリストが来てくれると、心強いと思います。
お気をつけて!

来月、いろいろお話したいこともありますので、お会いしたいです。
よろしくお願いします。

19:00 避難所開設(久喜宮小学校)

20:02 現地情報(救出状況)

ありがとうございます!
残り2地区の救出が、残念ながら時間切れ。明日5:30からのピックアップになります。

2017/7/8

11:51 源氏情報 (アドバイザー到着)

昨晩は遅くまでありがとうございました。
テキパキとヒアリングを行い、スタッフの前向きさを引き出して、機能不十分な災害対策本部が動くきっかけになりました。
今後に期待したいと思います。


13:00 避難指示を避難勧告へ引き下げ(市内全域)
13:00 避難所開設(サンライズ杷木)、避難所閉鎖(松末小学校、秋月中学校武道場、
         南陵中学校、大福小学校)

16:57 本部提案(トレーラーハウス)

次の次・・・
いろいろありますね。
仮設住宅でなく「トレーラーハウス」を朝倉市長に提案したいと考えています。
プレゼンは、発案者の清水国明さんの番頭さんと打合せ中です。
清水国明さんとは、東日本大震災で福島のこどもたち500人の河口湖サマーキャンプで「絆プロジェクト」と連携しました。
清水国明さんは芸能人ですが、防災・救援のスペシャリストでもあります。
昨年、熊本にも10台届けました。
連携したいと考えています。

17:01 アドバイザーコメント

益城町では、トレーラーハウスを町長に提案し、国明さんを町長に紹介しました。ぜひ、朝倉市でも活用されるといいですね。

20:50 避難所閉鎖(志波小学校)

この後の現地とのやり取りの結果、

JRVCの活動方針


  1. 行政だけではできない支援を民間の力で届ること。
  2. 復興支援の体制を官民の協力で構築すること。
  3. 災害復旧だけでなく、被災された地域に寄り沿った生活再建の支援。

を掲げ救援活動を開始しました。

最初に私たちの前に立ちはだかったのは「官」と「民」の壁でした。


JRVCは、大災害の場におけるボランティア活動のの停滞を解消したいという思い、災害現場でのよきリーダーの存在が被災された方々の安心とより早い復旧に繋がるという意志を持って結成されました。

そして、朝倉では過去に起きた自然災害の場で発生していた、停滞が発生していたのです。

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