『東京防災』を読む会(第2回)

この記事をシェア

この会は、東京防災の内容を参加した皆さんと一緒に読み進めます。
文面を読むだけでなく、消防防災アドバイザーとしての見解や、実災害の話などを交えながら更に詳しい情報を皆さんに提供していきます。
内容は季節や時事に合わせた内容を選んでいますのでページはランダムに進みます。

<第二回>のお題は「梅雨」と「暑さ」です。

最近は地球の環境変化のせいか、いわゆる「梅雨」らしさがあまり感じられなくなりましたがやはりこの時期は雨量が多くなる傾向にあります。
また、「暑さ」に対しては、夏になる前の準備が大切ということで6月のこの時期に紹介をさせてもらいました。

「梅雨」

大雨・暴風のページでは雨に対する気象情報の種類を紹介し、更に246ページでは様々な気象情報の詳細が記載されています。

皆さんは天気図を見ますか?

最近はお天気情報もずいぶん進化して、市区町村ごとの1時間予報まで確認できるのは当然で、スマホを開けば世界中の天気予報からリアルタイムな詳細天気までをどこにいても知ることができるようになりました。
でも、私は天気は情報を知るだけでなく、自身で考え五感で感じるものだと思っています。

そこで私が提案したひとつは気圧配置を見ることです。

高気圧・低気圧それぞれの配置、等圧線の感覚などから今後の天気を俯瞰的にみることができます。
私は天気図の確認はシンプルさが気に入っているtenki.jpの天気図を毎朝確認するようにしています。

そしてもうひとつは観望天気です。
観望天気とは、自象や生き物の状態や現象から天気を予測することで、雲の変化を科学的に観察する手法から、昔からの言い伝えなど「天気のことざわ」のようなものです。

例えば、
「夕焼けは晴れ」
「燕が低く飛ぶと明日は雨」
「うろこ雲が出たら、三日のうちに雨または風」
などがあります。

特に夕立や雷雨、ゲリラ豪雨の前兆などは、知っておくと普段の暮らしの中で役に立ちそうです。
これらの雨に共通しているのは。

  1. 急に空が暗くなり、黒い雲が広がる
  2. 遠くで雷鳴が聞こえる
  3. 温度が高く蒸し暑かったのに、急に冷たい風が吹く

こういう現象を確認した時には、雨雲レーダーなどで雨の状況を調べておくといいでしょう。

「暑さ」

東京防災では、「脱水症状を防ぐ(P.197)」として脱水症状を防ぐための「経口補水液」のつくり方を紹介しています。
水分補給というと、スポーツの後や夏をイメージしがちですが、避難所生活では水分を摂る機会自体が減ったり、トイレの回数を減らすため飲む量を減らしたりと体内の水分が少ない状態になる人が少なくありません。また、風邪の流行る冬、代謝の速度が低下している高齢者なども脱水症状が発生しやすい状態にあります。
経口補水液のつくり方は東京防災だけでなくユニセフOLIVEでも紹介されています。
また、現在は製薬メーカーや飲料メーカーからもペットボトルやゼリータイプ、顆粒タイプなど経口補水関係のが販売されていますのでご家庭に用意しておくのも良いかもしれません。

「暑さ」対策として紹介したのは、「経口補水液」による水分補給と「暑さ症指数」の確認です。

暑さ指数(WBGT)は、暑さ、湿度と輻射熱の関係を度数に換算して、熱中症のリスクを表したもので、下の表では指数を色分けしているので熱中症のリスクが一目でわかります。

環境省では、PC向けスマートフォン向けに熱中症情報を発信しています。

PC http://www.wbgt.env.go.jp/sp/
SP http://www.wbgt.env.go.jp/sp/

業界団体のページ

https://www.netsuzero.jp/learning/le01


※「経口補水液」や「熱中症」については後日、別の記事で詳しく紹介させて頂きます。

消防/防災アドバイザーをフォロー

消防防災アドバイザーをフォロー

スポンサーリンク
google AMP
google AMP

この記事をシェア

スポンサーリンク
google AMP